AutoHotkey で Alt-Spc で IME 切替え
AutoHotkey で私がよくやる設定 (Windows) です。
要点
- US 配列キーボードで Alt-Spc に IME 切替えを割り当てる。
- AutoHotkey を使う。
- Alt-Spc の元々の機能 (ウィンドウメニュー) は諦めてマウスを使う。
- AutoHotkey が効かないアプリ (VSCode 等) は PowerToys を使う。
手順
- Win-R → "shell:startup" としてスタートアップフォルダを開く。
- xx.ahk ファイルを作って中身を以下のようにする。
!Space::!`
- ログインしなおすか、xx.ahk をダブルクリック (AutoHotkey で開く)。
- AutoHotkey が効かないアプリは PowerToys の Keyboard Manager で同じことをする。
Python の仮想環境のショートカット
Windows で Python の仮想環境を開くショートカットを作る方法です。
要点
- 「PowerShell で ps1 ファイルを実行してウィンドウを開いたままにする」という事の応用です。
- 仮想環境は venv で作っているものとします。
手順
- あらかじめ PowerShell で ps1 ファイルを実行できるようにしておきます。
- 仮想環境を開きたいフォルダで右クリックメニューからショートカットを新規作成します。
- 「項目の場所を入力してください」に対して、
powershell -noexit .venv\Scripts\Activate.ps1
を入力します。 - 「次へ」を押して適当な名前をつけて「完了」を押します。
- できたショートカットのプロパティを開いて「作業フォルダー」を空にします。
Excel の新規作成テンプレート
エクスプローラで「右クリック -> 新規作成 -> Microsoft Excel ワークシート」した時のテンプレートを自分好みにする方法です。
要点
- テンプレートの場所をレジストリエディタで確認して、そこにあるファイルを編集します。
手順
- Win-R -> "regedit " などとして、レジストリエディタを開く。
- HKEY_CLASSES_ROOT.xlsx\Excel.Sheet.12\ShellNew\FileName でパスを確認する。
例- C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\VFS\Windows\SHELLNEW\EXCEL12.XLSX
- C:\Windows\ShellNew\EXCEL12.XLSX
- そこにある EXCEL12.XLSX を一旦デスクトップ等に移して編集する。
主に以下の設定を変えたくなると思います。- 全選択してホームメニューから
- フォント
- 配置
- Alt-O -> Alt-S して新規シート設定から
- フォント
- 配置
- 全選択してホームメニューから
- 保存した EXCEL12.XLSX を元のフォルダに戻す。
Python でリストを転置する
"Python でリストを転置する" についてのメモです。
要点
- 2次元のリストを展開して
zip()
すると、転置することができる。
>>> aList = [[11, 12, 13], [21, 22, 23]] >>> list(zip(*aList)) [(11, 21), (12, 22), (13, 23)]
原理
- 関数に複数の引数を渡す時、リスト名に
*
をつけると、展開され各要素が引数として渡される。
>>> aList = [[11, 12], [21, 22]] >>> '1個めは {} で、2個めは {} です。'.format(*aList) '1個めは [11, 12] で、2個めは [21, 22] です。'
zip()
関数に複数のリスト (イテラブル) を渡すと、各リストの i 番目の要素同士をタプルにして返すイテレータとなる。
>>> listA = ['a1', 'a2', 'a3'] >>> listB = ['b1', 'b2', 'b3'] >>> list(zip(listA, listB)) [('a1', 'b1'), ('a2', 'b2'), ('a3', 'b3')]
VSCode で相対パスの仮想環境を使う
"VSCode で相対パスの仮想環境を使う" についてのメモです。
下記の手順で使っている VSCode は Version 1.36.0、Python 拡張は 2019.6.24221 です。
要点
- VSCode の Python Interactive で .py ファイルを実行する時の仮想環境を設定できる。
- 相対パスで指定しておけば、VSCode でフォルダを開いた時、そのフォルダ内の仮想環境が使われる。
前提
手順
- VSCode の "Settings" を開く。
- "Python: Venv Path" を検索する。
- "Python: Venv Path" の値として、仮想環境の相対パスを設定する (".venv" など)。
- 絶対パスを指定したり、複数のパスを指定することも出来るようです。
駄目な場合
"Venv Path" を設定しても仮想環境を使ってくれない場合
フォルダ右クリックで VSCode で開く
"フォルダ右クリックで VSCode で開く" についてのメモです。
要点
- VSCode インストール時に「フォルダのコンテキストメニューに "Code で開く" を追加」をしなかった場合の対処法。
- VSCode では、フォルダを開いている状態にすると、仮想環境などプロジェクトごとの設定を読み込んでくれる。
手順
背景を右クリックした時のメニュー
背景を右クリックした時のメニューに "VSCode で開く" を追加する手順は以下のとおり。
- レジストリエディタを開く。
コンピューター\HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell
にキーを追加する(e.g. "VSCode" など)。- 追加したキーの既定の文字列値を "VSCode で開く" などとする。
- 追加したキーに "command" というキーを追加する。
- "command" の既定の文字列値を
"Path\To\Code.exe" "%V"
とする。
アイコンを右クリックした時のメニュー
フォルダアイコンを右クリックした時のメニューに "VSCode で開く" を追加する手順は以下のとおり。
Windows Explorer 新規作成メニュー
"Windows Explorer 新規作成メニュー" についてのメモです。
下記の手順で使っている Right Click Enhancer は、Ver. 4.5.4 の Free 版です。
要点
- Windows Explorer の背景を右クリックした時の "新規作成" メニューをカスタマイズできる。
- Right Click Enhancer が使える。Ver. 4.5.4 の Free 版で、十分な機能がある。
- レジストリエディタが必要な場合も、Right Click Enhancer から開いて、該当のキーを選択した状態にできる。
手順
新規作成メニューを削除する
- Right Click Enhancer を起動する。
- New Menu Editor を起動する。
- 削除したい Extension を選択して Remove (✖) する。
Remove で削除できない場合
- New Menu Editor で削除したい Extension を右クリックする。
- "Open in RegEdit" を選択する。
- レジストリエディタが起動して、該当のキーが選択された状態になる。
- レジストリエディタで ShellNew を削除する。
- 削除でなく ShellNew.bak にリネームすれば、あとで New Menu Editor から復活できる。
新規メニューを追加する
- Right Click Enhancer を起動する。
- New Menu Editor を起動し、追加したい Extension を探す。
- 追加したい Extension が無ければ File Types Editor で追加する。
- New Menu Editor で追加したい Extension を Add (✔) する。